魅惑のすなぶくろ療法

04/05/2024

今日は最近せっせとこしらえている「すなぶくろ」についてお話ししようかなと思います。

そもそも砂浴って？

以前砂浴というものをご紹介したのですが

砂浴は砂の中に潜って毒素を出すというもので、自然療法の中でもトップクラスのデトックス能力。（毒素が多いと好転反応がでるよ）基本的には誰でもできます。

体内の老廃物や公害により溜まった有害物質、添加物なども砂の中の有効菌などの目に見えないものの働きにより排毒されるというもの。玄米食とこの砂浴で身体を元気にされた方たちがたくさんいて、元職場でもご本人たちからお話を伺って本にも載っていたので簡単に紹介します。

砂浴体験談

•頭痛持ちの方が砂浴をされてその晩鼻の奥から梅干しくらいの大きさの血の塊が出て頭痛が治った。

•30代の女性が砂浴をされた晩にお風呂場で八センチほどの丸い塊が２つも局部から出てきて、また次回にはさらに同じものが２つ出てきて慢性時な頭痛と腰痛が治った。

•皮膚病の方が砂浴を終えると身体が赤くポツポツが出てきて、もう一度砂浴をしたらとても綺麗になった。

•砂浴をした翌日から3日間お腹が痛くなりそれから翌朝大量の便が出て腰腹痛が治りとても身体が軽く楽になった（東城先生のお話）

一度の砂浴で数日間断食するのと変わらないデトックス能力と聞いて、ほんとかよぉ…と当時わたしは思っていましたが実際にそれを目の当たりにしてびっくりしました。

大病をしている人が入った後の砂にはたくさんのハエがたかりとても臭い匂いがします。また香水や柔軟剤を多用している方もその匂いが砂からしてくるようです。

でもそりゃそうだよね、どんな腐った生ゴミや人間の排泄物だって地面に埋めとけば素晴らしい土に変えてくれるんですもん。種さえあれば命だって育ててしまう。たっぷりの有効菌たちはいつも私たちを助けてくれるし、身体に溜まった静電気だって流してくれるし、遠赤外線も出てる。

ぜひ自然療法に興味を持っていただいているみなさんには普段の食事に加えてやってみてほしい！！と強く思っていたのですが…なんせひとりでやるには目立つし準備が必要だしハードルが高い。（いつかイベントでやりたいな）コツもあるし。

というわけで砂を見つけたら足だけでも突っ込んでみてね！と紹介しました。

でも、それじゃぁきっと大した時間もとれないから砂浴の効果は薄めだし、そもそも近所に海や川がない人は難しい。う〜ん、どうしようかな。と考えていた時にすなぶくろだ！！と。

すなぶくろって？

私が自然療法の会社に勤めるよりも前に、母が砂を入れた布袋を作ってくれてそれを目に当てるととても気持ちが良かったことを思い出しました。

砂袋は痛いところや不調な場所に載せてすぐ使えるので

熱、便秘、肩こり、目の疲れ、冷え性、せき、喉の痛み、胃痛、神経痛、関節炎、肝臓•腎臓病、捻挫•打撲、不眠、二日酔い、子宮筋腫などたくさんのことに活用できます。

個人差はもちろんありますが、便秘の人はお腹に載せると排便しやすくなったり、歯が痛い時にもいいらしい。私は目をよく使うので寝る前に載せていると目痛がすっきりよくなります。肩こりや喉の痒みなどにもすぐに楽になってびっくりしました。

あと砂療法は肌治療にも効果が高いので肌荒れにもいいんじゃないかと思ってます。お肌気になってる方は苦しくないように定期的にお顔に載せてみて欲しい。

大病をされている方は砂浴と同様すなぶくろに包まれていると身体の中からたくさんのガスが出てとても臭くなることもあるとのこと。

定期的に日光に当てて干すことにより、繰り返し使うことができるそうです。

首や目等の頭部や肩周りに使う場合はあたためずにそのまま砂本来のひんやり感を味わって使ってもらえると炎症をとってくれます。

お腹や腰回りに使う場合は湯たんぽや日光であたためたり、こたつの中に入れておくのもおすすめです。砂の遠赤外線効果でじんわりとても気持ちが良いです。

または自然療法のこんにゃく湿布を使うのもデトックス効果増し増しでおすすめす。（やり方今度かきますね）ただ、電子レンジだけは使わないでください。砂袋は生きているので電子レンジの強烈な振動で有効菌たちが死んでしまうのです。

もちろん全身できる砂浴が最強ですが、すなぶくろは頭部にも使えるし（現代人は頭部がとにかく疲れる）季節関係なくいつでも赤ちゃんでも動物でも使えちゃう！（大病の人のすなぶくろは他の人と併用しないでね）

コレだ！作り方を紹介しよう！と試作を重ねていたら、砂を扱うので少しでもこぼれれば周辺機械を壊しかねない…（カメラ壊しました笑）そして粒子の細かい砂を使いたいので手縫は不可。そもそも最近は海辺の砂の中にはマイクロプラスチックもすごい。流石にそれを袋の中に入れるのは…。これじゃぁ砂浴の難易度と変わらないな、と感じて。

それなら砂選びから布選び、自分の納得いくもので製作をしてお届けしよう！ということになりました。